どうもメガネです。
最近テレビを見てて思ったのですが『不倫系』のドラマ増えましたよね。
元々こういった類のドラマは無数にありますが、ノンフィクションだとどうなると思いますか?
風俗業界の不倫と言えば専ら
愛人契約
これにつきます。
- お店の外で会う『店外』
- お店の外で行為に及ぶ『売春』
- その先にある『愛人契約』
実際に契約している女性…うちのお店にもいてます。
ただこの『愛人契約』なるものは合法なのか?違法なのか?本日の記事は
惚れたら負け!
愛人契約の危険性と男性の復讐劇
になります。
一般社会から隔絶された契約…法律的にもしっかり解明していきます。
愛人契約とは?
愛人契約は明確な線引きはありませんが、多くの場合
既婚男性が奥さん以外の女性に
金銭を渡す代わりにデートや性的関係を持つ
事を指します。
この時点で金銭を渡して性的関係を持つ以上『売春』となり罪に問われるのではないか?
と僕も最初は思っていたのですが、愛人契約と売春とでは少し定義が違うようです。
売春とは対償を受け又は受ける約束で不特定の相手方と性交すること
愛人契約は、特定の二人の関係が継続されているだけであり
不特定多数の相手と
性交に及んでいる訳ではない
!だから売春ではない!
との見解らしいです。
書面などに明確な金額や会える日数、性交の回数まで掲載を徹底しているプロ愛人契約もあるとのこと。例えばうちのお店の子で言えば…
- 月4回以上の食事
- 月2回以上の性交
- 合う日程は前週日曜日に確定
- 食事代・ホテル代などは全て男性持ち
- これで月50万の契約らしい
愛人契約をする男性の特徴
援助交際の場合はその場限りの複数の男女が関係を持つことが特徴になります。
しかし、愛人契約の場合『一人の女性』の生活を丸々面倒を見るので、社会的にも財力的にもそれなりのステータスがなければいけません。
平均相場という物が存在しておらず、僕が聞いたことある愛人契約では
週1デート★週1 性交で月10万
これが一番最安でしたね。
ただ、この子は複数人の愛人契約をしていたので…この場合は『売春』が適応されるのでしょうか…真相は藪の中です。
愛人契約を持ちかける人はこういった特徴があります。
- 風俗で遊びに来て直接交渉パターン
- クラブ(キャバ)に飲みに来てアフターで持ちかけるパターン
- 年代的には40代以上の人が大半
- 自営業や会社でのポジションも上役の人が多い
って人が多いらしいです(笑)
法的拘束力はいかに?
愛人契約をし、男性から生活費などを援助してもらう行為は法的に問われることはあるのでしょうか?
民法90条で『公序良俗に反する契約は無効である』と定められています。ここで言う
公序良俗に反する=『一般常識に反する』
を指します。
男性目線でいうと
例えば、愛人契約の終了後に
『慰謝料の発生』や『遺産を分けて欲しい』
など言われても、愛人契約自体に法的拘束力は存在しないので女性には権利は発生しません。
しかし
- 愛人であったことをバラす!
- バラされたくなければお金を渡せ!
こういった場合は『恐喝』になりますが、警察に行き事件化すると愛人だった過去が露呈し、社会的信用を失墜する可能性もあります。
そういったことを防ぐために示談金という形で話を終わらせる人も少なくありません。
証拠は残さないように気をつけましょう。
愛人契約のメリット・デメリット
女性側のメリット
- お金の援助
- 高額なプレゼント
男性側のメリット
- 若い女性を囲える優越感
- 若い女性との性交など
女性は自身の若さと美貌・時間をお金にかえることになり、男性側はその分の費用負担を強いられます。
これもWIN-WINの関係ではあるものの、やはりデメリット面を発生します。
女性側のデメリット
前述でも記載した通り、愛人契約には法的拘束力が発生しません。パートナーの男性の金銭的・生活環境の変化なので、ある日突然
愛人契約は今月で終わりだから…
など、いきなり今の生活が一変する危険性があります。
愛人生活に頼りっきりで他に何もしていない場合、明日の生活も見えなくなります。
かといって、慰謝料などを請求しても法的拘束力は無いので時間とお金を費やすだけ無駄になりますし、愛人契約をネタに脅してお金を取ろうとすると、逆に自分が逮捕されるなどの危険性もあります。
そうならない為にも、普段からアルバイトや仕事、はたまた風俗などで働きつつ、愛人一本に軸を置かないようにすることが大切です。そして…
恋人がいる場合などはキチンと避妊をするなど気をつけて行動して下さい
愛人契約の末路…なくなった財産
愛人契約の概要少しはわかって頂けましたでしょうか?
愛人契約は双方にとって利用中はメリットがありますが、トラブルで揉めた時は…なかなかこじれます。
そこでうちのお店に在籍しつつ、プロ愛人と知られる『愛子様』に愛人契約のトラブルとその対処法、男性方との壮絶なバトルについて聞いてきました。
(原文そのまま)
(原文まま)
(原文まま)
私の今の家もパートナーの名義で購入してもらったんだけど、私名義に変更してる訳じゃないから、例えば
「この家から出て行け!」とか急に言われたら従うしかないよね?だって私の家じゃないんだから
法的に私の家って証明する根拠がないよ~
家の件もそうだけど、男女のことだから他にもトラブルとかあったんじゃないの?
「金返せ!」って言われながら包丁振り回されたことある~ww
ちなみにその時ってどういう風に契約して、包丁振り回すまでになったの?
で、何回かリピートしてくれてて「お店にお金払うの勿体なから外で会おう」っていうよくある店外パターンですよ、はい
まぁ別にええんやけど、それでそれで??
その時は私も外はダメ!って断ったんだけど「じゃあ月30万で愛人としてどう?」って相手から持ちかけてきたのね
で、その時詳しく話を聞くとこんな感じだったの
契約書まで交わしたらさすがに怖くない?
契約書には2年更新って書いてたんだけど、1年くらいした時に他の愛人と部屋でマッタリしてる時に、そのパートナーが来ちゃったのね
で、元々部屋にいた愛人には後日話し合いってことで出て行ってもらって、家に来たパートナーとバトルですよ…ええ…。
「あの男は誰だ!」 こういったフレーズのオンパレードだったね
「他に男がいるなら契約違反」
「今までの金返せ!」
「この家から出て行け!」
なんか反論できるような武器でもあったりした系?
もう一生分くらい頭下げた気がしたわ、あの時は
でも少しの延命にしかならない感じに聞こえるんだけど。契約書もあるし
愛人関係のことだったから親にも相談出来なかったから、とりあえず弁護士の無料相談に連絡してみたのね
ググってみた
公序良俗に反する(愛人・不倫など一般常識に反する)
ような契約によって、相手に財産を交付しても、後で交付したものの返還を求めることはできないとし契約は無効
元の契約が不法(愛人契約等)な場合は、不当利得の例外として、愛人関係が終わったからといって、男性は愛人女性に返還を請求できない
男性側も女性側もお金の返還要求は出来ないんだってさ。
いくら契約書に無理難題書いてても守らなくていいってことw
これ知ってから私の愛人業に磨きがかかったわ~
家は出ていかないと不法占拠になるって言われたから引越しはしなきゃな~てなったけど、お金返さなくていいってだけでだいぶ楽になったな~。
あと、何かあったらダメだから、この後二人で話をするならキッチリ録音をして、周りに人がいる状態で話をするように言われたよ~弁護士に
で、相手は愛人継続を望んでたけど、私もムカついてたから契約を切るって話になって、そしたら「今までの分の金返せ」ってなったから、弁護士の言うとおり愛人契約自体は無効って話もしたの…そしたら
「お前を殺して俺も死ぬ!」
(原文まま)
包丁両手で持ってめっちゃ震えてるのww
家族のこととか仕事のこととか色々頭の中よぎったのかな~?だから「落ち着いて話しよ?」って言ったら泣きだしてんのwww
まぁ愛人稼業なんて一生出来る訳ないし、日本の法律はそんな
一般常識から外れた契約結ぶ人を守ることはありません!ってことがわかったくらいかな、この時勉強になったのは
(原文まま)
総括
いかがでしょうか。
少し風俗とは違いますが『パパ活』という言葉まであるくらい愛人契約を結ぶ男女は存在します。
愛子様の例を見てもわかるとおり、どれだけ周到に準備しようとも契約自体が無効なので、その日、その時にしっかり話合う事が必要です。
男性諸君
- プレゼントしたお金や金品は戻って来ません
- 家を女性名義にしたら戻って来ません
- 契約書の特記事項はすべて無効です
女性諸君
- 何かあった時は録音必須
- 話をするならファミレス最強説
- お金は返さなくても、家庭は壊しちゃダメ
双方とも『お金』と『身体』だけの関係であることをしっかり理解して、正しい愛人ライフ?を楽しんでくださいね。
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