どうもメガネです。
昨日うちのお店を辞めた女性より連絡があり、他のお店の面接に行ったのだがヒドイ目に合った!という連絡が入りました。
ネットに書いていた情報とは実際の就業条件が大きく変わっており、エステ希望だったのだがヘルスの方を進められて、最後は講習で本強…最悪です。店舗名を聞いたのですが全然聞いたことも無いような店舗だったので調べてみたら
風俗営業無許可店だった
というオチでした。
マンションエステが好調の兆しを見せている関西ですが、最近違法営業で取り締まりも厳しくなってきたので、その面接に行った店は辞めるように話をして、僕に入る予定のスカウトバックを女性に支払う約束をして結局は元々のお店に戻ってきてもらうことになりました。
個人もしくは会社として女性を風俗店に紹介する代わりに、風俗店からスカウト本人もしくは会社に入るキャッシュバック。女性の給与の10~20%が関西の相場と言われている。
このように風俗で働く場合、リサーチ力が低ければ痛い目に合う確率が増えてきます。一般企業と一緒で入社してみたら実はブラック企業…というようにならない為に本日は
『風俗面接の事前準備及び当日何をするの?』
というお話をさせて頂きます。
求人広告の嘘の塊
もし風俗で働くことを決めた場合、おそらくほとんどの人が検索サイトで「風俗 バイト」や「デリヘル バイト」と言った形でお仕事情報を検索すると思います。
このように大阪だけでも130万件の風俗バイト情報が出てきます。
この全てを調べるのは現実的に不可能ですし、気をつけなければいけないのはこの130万件の情報の内、実際は何件位が本当の情報で、逆にどれくらい嘘があるのかと言うことです。実際は
99%が嘘情報だと思って下さい
風俗のお仕事はまずは面接会場に来てもらうことを第一前提で広告を打っています。
関西大手グループの求人の嘘(実際の記載内容)
- 初めての女の子も安心
オナクラコースは女の子の出来ることだけでOK☆もちろん高収入☆脱がない・舐めない・触られない! - お給料はあなたが決めて下さい
特別指名制度があるから頑張ったぶんだけどんどんお給料に反映します - 完全日給保証制度をご用意
時間・金額などは面接時に決め、その時に決まった額は退店まで保証します♪ - 他店在籍中の方に朗報
頑張ってるのに評価されない…お店の対応が悪い…お給料が上がらないなど色んな不満をお持ちで移籍を考えてらっしゃる女の子は是非ご相談下さい!今より良いお給料・待遇であなたをお迎えします! - 完全会員制でモニター完備!接客お断りOK
モニターで事前にチェックできるから知人バレの心配も無し☆お客様を選んで接客していただけます!
風俗でよくある文言のオンパレードという感じの求人内容ですが、まずは疑わずこの文章を見た時の印象は
意外と風俗って手厚い対応なんだ
となると思います。脱がない・舐めない。触らせないし、お給料も自分が決めれて保証まで出る、モニターで顧客チェックして断ることも出来て高給とかなら働いてみようかな~
嘘にきまってますやん!
正直世の中こんなうまい話はありません。この店舗には風俗業界未経験の女性が多く面接に行きますが、案の定面接で痛い目に合ってそのままズルズルと風俗道まっしぐらというパターンが多いです。真っ当な意見でこの求人にツッコミを入れるとすると
求人の嘘ニガチでツッコミを入れてみた
- 初めての女の子も安心
⇒脱ぐし、舐めるし、触られるし、挿れさせてくれというのばっかりです。 - お給料はあなたが決めて下さい
⇒特別指名はよっぽどリピーターがなければ付きません。あなたが認識する頑張ったではなく、お店が認める頑張りをしなければ給料は上がりません。 - 完全日給保証制度をご用意
⇒保証が受けられるのは面接時の交渉、もしくは余程リピーターが多い場合のみです。お店からすれば保証が増えすぎると経営圧迫なので、保証を付けると風俗一色に生活が一変します(めっちゃ働くことになります) - 他店在籍中の方に朗報
⇒今のお店で満足に稼げてない子は接客・サービスが悪いだけです。新店に移動しても元々が悪ければ意味はありません。接客・サービス内容を見直して今いるお店でリピーターを返せるようになるのが一番の近道です。 - 完全会員制でモニター完備!接客お断りOK
⇒ないないない、ありえない。こんなこといちいちするほど暇じゃないし、給料0円でよければどうぞって感じ
これが風俗求人の真実です。
合法か違法か
風俗求人では嘘の記載が当たり前のようにはびこっていますが、それ以上に厄介なのが
合法か違法
これが風俗で仕事をするに当たっての分岐点かもしれません。かといって求人内容に「当店は無許可です」という記載をするバカなお店はいません。ですが、あなたが気になっている風俗求人が合法か違法かを調べるとても簡単な方法があります…それは
有料風俗広告サイトを見る
どういうことかと言うと、風俗有料サイトに登録されているということは一定以上の条件を満たしているという証拠になります。どういうことかというと
有料風俗サイトに登録されている条件
- 有料風俗サイトは『風俗許可書』がないと登録できない
- 風俗を無許可営業のお店はもちろん掲載できない
- 広告サイト掲載はするくらいの資金がある
- ある程度の集客は出来る目安となる
ということになります。風俗の門戸が広くなったとはいえ風俗を取り巻く環境はドンドン厳しくなっております。有料風俗サイトも売上目線で『無許可のお店』を掲載してしまうと
サイト自体が消滅
という最悪の結果になります。風俗サイト登録の際は必ず『風俗許可書』の画像をサイト側に報告し、サイトが確認して許可を出さないと通常は広告は出せません。
お金があれば無許可のお店も
広告を出せる時代ではないのです。
ですが、無名の求人サイト等はアクセスを集めるために『無許可のお店』を掲載している可能性があります。
もしあなたが運悪く、その無許可のお店の求人を見てしまい、お店に求人の電話をする前に下記の内容を必ず行ってください。
大手の有料風俗サイトであれば無許可のお店が掲載されている可能性はほぼありません。一部上場以上の売上を出している会社ばかりになるので、無許可のお店が立ち入る隙がないサイトばかりになります
上記掲載の有料風俗サイトに一つでも検索がヒットすれば第一段階クリアになります。もし、どのサイトにも検索がヒットしない場合、そのお店に行くことは
不幸になる可能性が高いので
オススメしません
面接の準備をしましょう
さて、面接希望のお店も決まり面接の準備になりますが応募方法を下記のようになります。
- 電話
- メール
- LINE
求人サイトに専用の応募フォームがあるのでご自身の都合が良い連絡方法を選びましょう。ただお店によってはこの求人サイトをないがしろにしているお店もあるので、このように使い分けることをオススメします。
- 電話 ⇒ 急いでいて確実に面接日を決めたい場合
- LINE ⇒ 電話には抵抗があるが急いでいる時
- メール ⇒ 興味本位やあまり焦っていない時
昨今はメールに応募しても相手に届かなかったり、担当者がメールを見ていない可能性が高くなります。
LINEも同様で、既読になれば見てはいるが忙しさに謀殺されて返信を忘れるということもあります。という訳で
確実なのは電話応募
いつの時代も直接声を聞いてやり取りをするのが一番です。その場その場で決定する事項も多いので、面接日、持ち物の格好やその他備考など、確実に話を進めたいのであれば電話で応募するのが一番です。
面接:合格と不合格のライン
面接日に初勤務をするか、面接だけにするかで多少の変化はありますが、一般常識の範囲でキレイにしておく必要はあります。風俗バイトの面接とはいえ、お店側としては顧客に派遣する女性を選ぶ大切な場です。
僕が不合格にした女性の特徴
- 上下スウェット
- スッピンで面接
- 身体的特徴
- 履歴書に虚偽記載
①②に関しては女性が商品になる仕事でもあるので、面接の時点でこのような場合は有無を言わさず不合格になります。
例えるなら、大学3,4回生の就職活動シーズン。周囲がリクルートスーツで薄めのメイクで整えている中、スウェットとノーメイクで面接に挑む女性が面接通ると思いますか?一般常識の範囲であれば
通るはずがありません
つまりそういうことです。風俗面接とは言えあまりにも一般常識から離れている女性は、入店してからもトラブルが多いです。入店させてから育てるということも一つの考えかもしれませんが、そういった女性はこちらの言うことは聞かないことが多く、関わるだけ時間の無駄になります。
③の身体的特徴はこれも結構あるのですが
実は男だったパターン
手術をして女性になった…つもりでも戸籍は男性で男性的特徴が残っていればアウトです。よくネットで佐藤かよなら抱けるって言ってますが…
男と分かった瞬間無理になります
そしてお店の評価も地に落ちます
男とわかってて入店させた場合、どれだけの優良店でも顧客の判断は
「ついに男を入店させるまで落ちたか…」
になります。うちのグループ店でも過去に店長が美人だからと男を入店させてしまい、前月比の売上60%という大打撃をかました時がありました。
④に関しては、ミテコ「身分証提示できない子」ですね。雇った瞬間お店として営業停止になるので雇えるはずがありません。
上記に該当しない場合はほとんどの女性が面接合格します。特に何かをしなければ合格できない!という訳ではなく
面接に受かる条件
- 一般常識がある(挨拶が出来るなど)
- 服装に気を使っている
- メイクなどがおかしくない
と言った女性的な概念にしっかりハマっていれば大丈夫です。
身分証について
現在風俗で働く場合、身分証がなければ働くことはできません。厳密に言えば顔写真付身分証が必須になっています。
提出が必要な身分証明書
- 運転免許証
- パスポート
- 住基カード
もし顔付き身分証明書が用意できない場合は、
- 健康保険証
- マイナンバーカード
- 上記に学生証や別途写真を用意
こういった身分証が必須となります。最後に『本籍地記載の住民票(発行3ヵ月未満)』は必須と思って下さい。
なぜこのような書類が必要かというと国が定めているからです。もしこの書類を揃えないまま女性を働かせてしまうとお店は
最悪閉店まで追い込まれます
これだけの身分証はいらないと言っているお店があれば逆に怪しいので付き合わない方が良いです。
身分証は入店から3年間はいかなる理由があろうともお店が保管する義務が発生します。あなたがお店を退店したからと言って身分証の返却を要求しても
国に逆らえないので返却は無理です
それでも心配であれば、入店から3年待ってから破棄してもらうようお店に交渉するしか方法はありません。
総括
いかがでしょうか。
面接に向かう前の内部情報少しはわかって頂けたかと思います。僕たちスタッフとしても女性の要求を飲んであげたい場合も無理なことは結構あります。
これまでに見たことのないような大金が稼げる…と夢見てくる女性に
現実を見せてあげる…
正直心苦しいところもありますが、働いてみて精神を崩壊されるよりもその方が女性のためと思い、1から10までしっかり答えれる準備は常にしているつもりです。
ただ、違法店・無許可店に行ってしまい、運悪く警察の逮捕劇に巻き込まれ人生が狂うという現場を僕は見てしまっているので、なるべく多くの女性にはそういったことにはなって欲しくないものです。
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