風俗(デリヘル・ヘルス)をキャンセルするとどうなるの?

どうもメガネです。

新年明けは景気づけといいますか、これまでに風俗を利用したことが無い男性が増えます。
お店としては新規顧客が増えることは問題ないのですが、新規顧客は…

遊び方が汚いカスが多い

おっと新年早々汚い言葉をすみません…でも事実なもんで。
これまでに風俗遊びをされている方は結構スムーズなんですけど、激安店で慣れていたり、本当に風俗遊びが初めての方は…

金も無ければ人間性も卑しい

おっと、心の本音が駄々漏れですね。

なぜそんな新年早々メガネキレてんの?って話ですが、新規顧客が非常に風俗遊びを舐めている傾向が強くこの1週間で…

  • 予約したけどキャンセルしたい…8名
  • 当日になってキャンセルしたい…5名
  • 約束の時間に来ない…10名
  • 予約したホテルの場所がわからない…13名
  • 俺は予約なんてしてねぇ!…2名
  • チェンジだごるぁ…1名
  • 責任者呼んで来い…1名
バカなの?ねぇバカなの?

とまぁ…ちょっとイライラする電話が多すぎて、普段雑草のように心が静かな僕ですらイライラしちゃう今日この頃。

このように風俗初利用の人に関わらず、自己都合で難癖をつける方がいらっしゃいます。もちろんご本人の都合もありますが、こちらも商売です!引けない時もあったりします。

その中で、特に多い事案【キャンセル】に関しての本日の記事…

簡単にキャンセル出来ると思ってる?
風俗キャンセルは法律解釈的にどうなの?

をお届けします。

メガネ
さぁ…法律はどちらの味方なのか!?

どんな時にキャンセルになる?

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風俗に関わらず、例えば旅行で宿を取ったとき、出前でピザを頼んだ時、居酒屋でビールを頼んだ時、人はふとした瞬間キャンセルを申し出ます。

◆主なキャンセルの理由◆

  • 風俗で遊ぶ気が無くなった
  • 実際に風邪を引いた
  • 出張が無くなった
  • お金が勿体ないと感じた
  • 店員の対応が気に入らない

など様々な理由があり予約をキャンセルします。
お店側からする、その顧客の為に用意していたものがパァになるので…

キャンセル料払ってもらいますからね!

と怒り心頭になるのは小学生でもわかる理論であります。
そんな時、キャンセルする不届き者は必ずこの一言を言います…

「予約時に聞いてないから払わない!」

はい!このフレーズ!
新規の客なら絶対言うこのフレーズ…というより、判を押したように全員同じことを言います(怒)

確かに顧客サイドの立場に立てば、別に遊んでいる訳でもないのにお金を払うなんてバカらしい!予約時にキャンセルの話をされたら払うかもだけど…言われてないから払う必要はない!

という自己防衛の理論は置いといて

実際問題、国が決めた法律に照らし合わせるとあなたのそのキャンセル行為…どう映るのでしょうか?

法的解釈はどんなもんで?

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さて、実際に風俗で女性を予約する場合

  1. 顧客がお店に電話
  2. スタッフが希望条件を聞く
  3. 双方合意で予約が成立
  4. 希望通りに女性を派遣する
    ※電話口頭ではキャンセル料の話はしていない

こういった流れが一般的になります。デリバリーヘルスなどであればスタッフと顧客が顔を合わすことなどほぼ皆無なので、特に契約書を交わす訳でもございません

以上を踏まえて…

予約時にキャンセル料の有無を
聞いているかいないかに関わらず

キャンセル料を払う義務がある

これが売買契約の大前提としての正解なんです。

いやいや、そんなこと言うても、キャンセル料について言ってないもん払う必要ないわ!俺は払わないからな絶対!!
…というお行儀の悪い人には

民法第555条に定める『売買の契約』
売買は、当事者の一方がある財産権を相手方に移転することを約し、相手方がこれに対してその代金を支払うことを約することによって、その効力を生ずる。

仰々しい説明ですが、簡単にまとめると…

文書(契約書)にしなくても
互いの合意があれば契約は成立

という事です。

では『互いの合意があれば契約は成立』というのは…風俗遊びをする時、電話で予約の際に…

  • 自分の名前
  • 電話番号
  • 遊ぶ場所
  • 女性の名前
  • 金額

こういった条件をすべてお店に伝えて予約を取り付けた時点で

お店との契約を合意した物となります

この時点で、お店と顧客との売買契約は締結し、顧客は支払いの義務が発生しているのです。

契約は成立しているので…

やっぱりやめた!キャンセルで!

というのは通用しないことがわかりますね?

では、キャンセル出来ないのはわかったけど、お金請求されるのは納得できない!そんなこと言われてないから俺は払わないぞ!!…という人間性までカスな男性…

予約をキャンセルされた側(お店)は、キャンセルした側(顧客)に対し

債務不履行による損害賠償請求権

というのが発生します。
債務不履行…名称は聞いたことあるけど分らないという方の為に…

〇風俗で女性を予約したけどキャンセルした

  1. 販売機会の損失による逸失利益
  2. 予約の為に押さえた女性の原価
  3. 予約の為に用意したスタッフ、ドライバーの人件費

身勝手な予約キャンセルで被るお店の被害額を

キャンセル料を損害として請求できる

ってことですね。
さて、ここまで来ると…
電話でキャンセル料について話してないから払わない』という理論は通用しないことがわかると思います。

次に気になるのが…

キャンセル料の相場です

風俗店でのキャンセル料は?

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キャンセル料の明確な線引きはされていません!個々のお店の采配によりますが・・・

  • キャンセル料無料(フリーのみ)
  • 前日までのキャンセル…10,000円
  • 当日のキャンセル…利用コース全額
  • そもそもキャンセル不可

等など店によって対応は様々です。
キャンセル料をどうしても払わなくてはいけない状況となり、金額にも納得できない場合は…

民事訴訟で決めるしかありません!

いやいや、風俗のキャンセル料如きでそんな大事にしなくてもよくね?…と思うでしょ?でも実際に…

訴状届くことあるんですよ…(呆)

ですから、こういった場合の実際の損害賠償の額は…

差額を請求
(キャンセルによる損害額-店が取り戻せた額)

が一般的に認知される金額と言っていいでしょう…え?よくわからない?しょうがないな…例えば

  1. A男は風俗で予約をした『金額は90分50,000円』
  2. 当日にキャンセルをした『損害額-50,000円
  3. 店は他の予約で穴埋めをした『60分30,000円
  4. 差額は『-50,000+30,000-20,000円
  5. お店は損害分20,000円をA男に請求した

実際はこんなに単純ではないけれども、過去の判例に照らし合わせたらこういったケースは実際にございます。

まぁ裁判となれば…

  • 弁護士費用の方が高い
  • 時間もかかる
  • 互いの個人情報モロバレ

等など、なんで風俗のキャンセル料如きでここまでせなアカンねん!ってなります。
しかも判例が出れば、その金額をしっかり払わなくてはいけないですし、顧客側の方に支払義務が課されることが多いので…

裁判はオススメしません
だって…奥さんに風俗通いバレるぜ?

メガネ
という訳でキャンセル料10,000円が妥当なので納得される方が多い印象を個人的には受けます

それでも支払いを拒否したら?

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顧客側にとってはヘヴィな話でしょうが、それでもキャンセル料を支払わない人は多くいます…どうなると思いますか?

別に何もしません

えっ?と思うかも知れませんが、僕たち風俗店側の意見からすればキャンセル料10,000円如きで裁判をする気もなければ、別に自宅に押し掛けることもしません…だって…

面倒くさいんだもん(本音)

な~んだ!なら風俗はキャンセルし放題じゃんヒャッホ~!とか思った人…安心して下さい!

お店利用できなくなるだけだから

なぜかというと…

  • 予約をキャンセルする
  • キャンセル料も払わない
  • 何も罰則を被らないのに店は利用したい
そんな道理が通用すると思いますか?
※もし気軽に電話してきたらゴリゴリに詰めるぞこのカスが

店側としてもそんな質の悪い人間など来てほしくないのですし、トラブルが起きる可能性も高まりますので、店を女性も迷惑でしかありません。

という訳でここまで行くと…

  • キャンセル料払うまでお店利用できなくなる
  • 永久に店利用禁止
  • その代りキャンセル料は払わなくていい

この辺りが妥当な着地点になることが多いですね。

メガネ
やはり人としてキャンセルって恥ずかしい行為なんで、キレイな遊び方した方がご自身のタメですよ~

顧客側に立っての意見

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さて、店側に立っての意見は上記となります。
ですが、顧客側に立って顧客にとって有利な話をするとすれば…

…あんまり無いかも知れない!

でも、店側もキャンセルされると横柄な態度に出る業者も多いので、こういった場合どうすればいいのか!?の対処方をお教えします。

〇キャンセルはできませんと言われた

  • HPにキャンセルに関する事項は記載しているか確認
  • キャンセル料の有無
  • 代替案(時間変更・女性変更)などを申出

〇後日自宅まで回収に行くと言われた

  • 脅迫めいた音声があれば証拠を取りましょう
  • 内容によっては警察に提出すれば店が潰れます
  • ですが自分に非がある場合は払っておいた方が無難です

〇実際にお金を払った場合

  • 今後どのようなことになるかわからない
  • 上記を踏まえ受領書・領収書を必ず貰う

正直に言えば、お店側からキャンセル料徴収の為に裁判を起こすことなんて

99.995%くらいありません

おそらくそんな事案に遭遇した弁護士先生も顧客もほぼいないんじゃないでしょうか?僕も店に勤めて長いですけど…

キャンセル客は
店利用禁止にして終了

自らを守るためにもいざという時の『証拠集め』は必要になります。
面倒を起こされたくない、これ以上被害を広めたくない場合は、おとなしくキャンセル料を支払うのが一番楽です。

メガネ
何度も言いますが、キレイな遊び方した方がご自身のタメですよ~

総括

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いかがでしょうか。

キャンセル料でごりごり言っていた方は申し訳ない内容でしたが、法律はお店を守ってくれています。結局は…

キャンセルをしないようにする為に…

  • 予約前はスケジュールを確認
  • 女性をしっかり確認
  • 料金は身の丈に合っているか

などなど、風俗遊びする時は前もって準備に準備を重ねることが大事です。
お店と喧嘩をしても…

何の得もありません

以上踏まえて、どうしてもキャンセルをしなくてはいけない場合は…

せめて下手に下手に応対しましょう

メガネ
喧嘩腰で来られると…詰めたくなっちゃうぞ♪
怖いオニイさん(ヤ●ザさんじゃないですよ~回収部隊ですよ~)派遣するの勿体ないんで、お互い大人なんで穏便に済ませようじゃないですか

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11件のコメント

今回のキャンセル料の記事も楽しく拝見致しました。何時も法的観点かつ論理的に説明頂けるので、非常に分かり易い内容で感心しております。
今回の記事で記事で疑問に思う事は逆にお店都合でキャンセルされる事も過去有りましたが、その場所はキャンセル料を支払うと言われた事は有りません。これは一種のサービス業観点から考えても平等とは思えませんが如何でしょうか?実際の現場の方からご教示頂ければ幸いです。

正直に言えば…保証かつ補填は出来ないというのが現実的な回答です。
と言うのも、飯処のように店側の都合で不都合があれば作り直せる物でもなければ、安定的に供給できる業態でもないので、何か不都合があり補填をしていればお店はすぐに潰れます。

顧客目線から見れば、せっかくの貴重な時間を無駄にされたということで、何かそれに代わる女性、割引などが必要と言う意見はごもっともですが、それは…実は店側も同じなんです。

扱う商品が『人』であるからこそ替えもききませんし、女性自身もこちらの言うことを全て聞く訳でもありません。では顧客の意見が第一優先だからと言って生理中の女性を派遣してもいいものか?と言うのは倫理観念の問題もあります。

現状としてはお店サイドの対応次第になりますね~。この対応をビジネスチャンスに変える風俗店もあれば、やはり顧客を怒らせどんどん客離れを起こすお店もありますし。
人を扱う事業ゆえ、やはりお店が折れることは今後も無いのではないのかな~…と思いますね~。

いつも楽しく拝見しておりますm(__)m 管理人様の店舗運営者様としての視点、非常に分かりやすく勉強になりましたm(__)m 上記にて似たようなコメントがあったかもしれませんが、私も少し気になる部分が御座いまして、よろしければ見解を聞かせて頂きたく思います。あ、ケンカ売ったりしてる訳ではありませんのでご理解を。
つい最近、ネットオークションで問題になりましたが商材が手元にない状態、つまりアマゾンなどで商品を押さえて発送場所を確定していない状態で他のヤフオクなどに出品、そして成約したらアマゾンから荷物を直送。というの件が頻発し、ヤフオクが問題視し対策しましたね(アマゾン箱での発送禁止)。
件にて問題になっているのは商材が手元にない、つまり自己で商材確認や出荷のコントロールのできない不安定な状態の商材に関して売買契約を結ぶ事を問題視されたとの事です。
 風俗ユーザーは嬢を言い方悪いですが「商材」として契約、予約をするわけですよね?店舗様も同じく。しかしながらこの時点でお互いに契約が翻る可能性のある不安定な状態であると思います。店舗様においても嬢がどうなるか分かってない訳です。ユーザーも何か急病にかかる可能性があります。その中で管理人様は「扱う商品が『人』であるからこそ替えもききませんし」と述べられております。これはユーザーに関しても同じ事なのではないでしょうか?
結局私が言いたいのは風俗の予約、それに伴う売買契約というのはお互いに非常に危うい不安定な契約であって、契約としてフェアに考えるのであればどちらにも逸失利益の補填の責は発生しないのでは?というのが私の考えなんですが。。。如何でしょう。嬢のドタキャン件数と客のキャンセル件数がどれくらいの比率かは私には分かりませんが店舗様なら当然数値を持たれているとは思います。結局誰が一番損するかといえば店舗様となり、理解に苦しむとは思いますが、如何思いますか?
「何か不都合があり補填をしていればお店はすぐに潰れます」我々としてはそれも非常に困ります。楽しい風俗遊びをするにはより良い店舗様が無ければ始まりませんから。

ちなみに私はキャンセルした事もありませんし、予約嬢がドタキャンとなった場合でも文句や割引の催促等も一度も行ったことはなく、できるだけ早く次の候補嬢の予約をするのに頭いっぱいですから謝罪も結構ですので早く電話切らせてくれ状態ですけどねwwwあと、ユーザー目線で言わせて頂くとA店にて予約嬢休みを告げられて同店の代理嬢を勧められますが、ユーザーとしては他の子が休みになったから仕方なく代理嬢と遊んだ・・・と代理嬢に思われるのもイヤなのでA店やめてB店に行くというのが私の周りも私も含めて同意見ですwww当然店舗様もそのような事を代理嬢に告げる事は無いでしょうけど、我々ユーザーというのは悲しいかな深読みしてしまうものですw

しかしながら、今書きながら思ったのですが、私の仕事はかなり仕入れ量が不安定な食材を取り扱いしており、完全に売り手市場というか、我々の商材の場合は事前に口頭での売買約束をした場合、買い手が不要になったとしても何があっても購入して頂くというルールにて商売しておる事を思い出しましたwwwなのでデリヘルでキャンセル料は取ってもいいんじゃないですか?wwwwwwww

全く意味のない投稿になりましたね。コメント欄汚し申し訳ありませんでした(じゃあ消せよって話ですがせっかくダラダラ書いちゃったので・・・)

1日1本くらいのキャンセル如きでは正直お店はビクともしません(中小規模の店は別として)
キャンセルをされることで一番被害を被るのは女性なので、キャンセル料が欲しくてキャンセル料を設定するのではなく…

キャンセルさせないためにあえて高い条件を設定する!

というお店の方が多いんじゃないでしょうか?
akiさんの言うとおり、この仕事の供給物は『人』なので、変えも効かなければ非常に不安定な状態であることは明白です。ですが、電話口頭などでしか顧客と関われない以上、嘘だとしても「風邪を引いた、インフルエンザになった、身内が亡くなった…」こういった話を100%信じてキャンセル料を無償にしていたら僕たちも経営などやっていけません(女の子辞めていっちゃうしね)

なので、顧客には申し訳ないですが、こういった双方の信頼関係が見込めないのであれば、お店としても大切な女性は派遣は出来ないってことです。
キャンセル料が欲しくて仕方がないなら裁判でも何でも起こすべきですが、上記の記事通りそんなことをする風俗業者なんてほぼ皆無です。
顧客の言い分も把握してますが…健全に店舗運営をする以上、抑止力の為のキャンセル料という名目は今後無くなることはありませんし、もし支払うのが不可というのであればお店を利用できなくなるだけなので、それは顧客自身が最終的には判断するべきことではないでしょうか?

うちの店にも詫びを入れてキャンセル料を払って遊ばれる人もいますし、キャンセル料発生して永遠に逃げ回っている人もいますが、こちらは追う事はないのですしね。

あ~なんか長文だと文章構成めちゃくちゃだ(笑)申し訳ない

そうでうね~まだまだ業界経験自体は10年もいかないですし、知らないことも、経験したこともないので、大先輩からすればまだまだヒヨッコですよ。
業界歴数年で全てを知れるほど薄い業界でもないですしね…もっと内容の濃い記事が上げれるように切磋琢磨頑張りますよ(^^)

私も2,3度どうしても行けなくなりキャンセルした事があります(すいません)
幸い予約した1日前、2日前に連絡入れてその後も利用させてもらっていますが。
と同時に店(女性)側の都合でのドタキャンはそれ以上にくらってます。
1時間前の確認電話時にわかれば良い方で、予約時間になってからわかる事もありました、そっちは…どうにもならないもんですかね(笑)

難しいところがありますよね…顧客立場に立葉補填して欲しいと思いますが、取り扱う商品が「人」だからこそ変えも効きませんし、そこを許容してしまうと店舗経営がまかり通らない所も多数出てくるでしょう。

もし請求できるとしても、ホテル代などの1万円以下の少額訴訟となり、1万円の為だけに裁判をする労力と時間を考えれば、なあなあで終わらせることがほとんどであり、そこまでする人がいないのが現実でしょう。
(私の会社は女性が出勤確定してから、顧客がホテルに入室し、そこから女性がドタキャンした場合はホテル代を領収書と交換で弁済するか、次回利用時に割引扱いで対応しています)

だけど、そこを逆手に取りチャンスに変える店舗もあったりしますので、顧客サイドの交渉術も必要になるかも知れません。
(女性と楽しく遊ぶ以上、店舗側と揉めても良いことは何もないので)

メガネさん、初めまして。
最近、読み始めたのですが、楽しく拝見させて頂いております。
民法のお話をされていますが、この場合、消費者契約法の方が実情に沿うと思われます。
そちらは考察されないのでしょうか?
消費者契約法上、お店は「キャンセルの禁止」を設定することで法律違反になってしまいます。
「消費者の解除権を剥奪する行為」として、消費者庁の案内でも明確に定義されております。

次に、抑止効果として高額の罰金を掲載する行為ですが、
これも「消費者の解除権行使の権利を阻害する行為」とみなされます。

つまり、キャンセル行為そのものは、消費者の自由で出来るということになります。
この辺、法人同士の契約や一般人同士の契約とは大きく異なる点です。
ただし、自由には責任が伴います。
すなわち、キャンセル料として実損害を弁済する義務を負うということです。
その一方で、適用範囲が限定されます。
適用範囲は、風俗業という業界の「商慣習」が関係してきます。
風俗店の場合、出勤当日にならないと女性が本当に出勤するかどうか? 断言できません。
つまり、お店や嬢の都合による当日欠勤からの予約取消行為があり得るということです。
このことについては、店も客も承知のことになります。
つまり、嬢の出勤の前後をもってキャンセル料支払いの有無が決まるということです。
嬢の出勤が確定していない状態では、逸失利益そのものが存在せず、実損害を計上することが
不可能になるからです。
ただ、面倒なので、基本、当日キャンセルはキャンセル料を頂くで、良いだろうと思います。

さて、最も厄介なのは、パネマジによるキャンセルです。
この場合、店の「不実告知」を理由として、消費者側には、一方的に解約する権利が発生します。
パネマジは、本気で取り扱えば、「詐欺罪」や「詐欺未遂罪」すら立件可能となる危ない行為です。

「意図的」に消費者を「錯誤」させる行為をもって、詐欺罪への第一歩が始まります。

この後、実際に消費者から「財物」を受け取った時点で詐欺罪が成立。
面通しの時点で、キャンセルを受け付けない、もしくは、キャンセル料を徴収したら、詐欺罪。
まあ、多くの客が、そんな野暮なことはしないでしょうけど。
騙された~と、酒の肴にして、2度とその店を利用しないってのが、普通でしょうね。

ということで、風俗店の皆さん、パネマジは危険行為なので最小限に留めましょう。
客観的に見て問題と判断できるレベルのパネマジは、詐欺罪への第一歩になりますよ。

最後に。メガネさん、これからも頑張ってくださいね。応援してます。

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