【自己啓発】武器としての哲学が身につく

デカルトを知る

思考の極意を説いたデカルト

デカルトは、フランス生まれの哲学者であり、数学者でもある。デカルトは、一つずつ整理して順番に解決する力として、「理性の力」の重要性を強調した。著書『方法序説』では、次のように綴っている。「私は旅に出て、思考の実験をして、ある境地に達した。それで、不安と後悔から一生、脱却できた」。この境地に至る理由や方法を子細に示したデカルトの著書は、まさに「思考の極意書」といえるだろう。このデカルト思考法を会得すれば、視界が晴れるに違いない。自分の感情をコントロールしつつ、仕事の判断を迅速かつ適切に下すことができるのだ。

哲学を技として身につける

哲学を学ぶことは、ものの見方や自分の精神を変化させる。哲学の本質は「問う」ことにあるからだ。紀元前の古代ギリシャ時代には、ソクラテスやプラトンなどの哲学者が、自分を成立させている根本は何か、世界の根源は何か、といった本質的な問いを立ててきた。そうした問いは、自分の思考を深めてくれる。一方、「儲かればよい」「とりあえず効果があればよい」といった態度は表層的である。一時的にうまくいったとしても、将来的にビジネスシーンに貢献するものとなるかは疑問である。また、判断を先延ばしにしたり、確たる根拠もなく判断したりすることも、哲学的な態度が不足していると著者はいう。

哲学は私たちに生き方を問う学問なので、その内容を知るだけではなく、実践することが重要である。たとえば、実存主義について一通り説明できること自体には、それほど意味がない。実存主義を使った生き方をすることで、自分が不条理な状況に置かれたときでも、「自分の未来は自分の選択によって変えることができる」と、前向きに考えられるようになるのだ。

このようにデカルト思考は、現代人の「何となく不安」な精神状態を打破するためにも役立つ。思考が整理できず堂々巡りして、不安を増大させることがないように、筋道を立てて考えられるようにしてくれるからだ。デカルトの『方法序説』によって論理的思考力や判断力を、『情念論』によって感情コントロールを養える。理性の力を学び、理解し、実践するためのデカルト思考の本質を、以下で説明していく。

【必読ポイント!】 理性の力

原点は「考える私」

デカルトは『方法序説』の中で、「良識はこの世でもっとも公平に分け与えられているものである」と述べている。良識とは真偽を判断する能力のことを指し、理性と同義である。私たちはみなこれを持っているが、それぞれ異なる道筋で考えているために、意見が分かれる。このことから、理性を持っているだけでは不十分で、それを適切に使うべきだということになる。

デカルトの有名な言葉に、「我思う、故に我あり」がある。当時のヨーロッパでは自明であった神の存在を疑っている時点で、私は確かに存在することから、デカルトは「考える私」を第一原理に据えた。この「考える私」の精神を身につけると、判断し、行動しようとしている自分は今、確かにここにいると感じられるようになるのだ。この第一原理は、私たちの意思や決意が揺らいだ時に、判断し、行動するのを助ける。リストラなどの苦境に陥ったとしても、自分を冷静に観察し、外側から見ている視点を持つことで、人間は動じなくなるのである。

機械と人間、動物と人間

デカルトは『方法序説』で機械について論じている。昨今、AIの読解力は上がる一方だ。著者は、AIの進化に合わせて、人間も柔軟に自分のあり方を変えていく必要があると述べている。AIは、相手の趣味趣向などにかんする情報を組み合わせてレコメンドするような文脈力が高い。それに加えて、読解力も身につけようとしている。かつてデカルトが「機械にできるとは考えられない」としていた領域に、機械は踏み込みつつある。人間の側も、実生活でさまざまな人とコミュニケーションをとることに加え、読書をすることで、文脈力、読解力を鍛えられる。

またデカルトによれば、人間と動物の大きな違いは語彙力や言葉の配列力、言葉を使った表現力であるという。読書や字を書く練習を積み重ねることは、心をコントロールするのに役立つ。読み書きは理性を鍛えるのに有効なのだ。しかも読書では、言葉を通して著者の理性の力をそのまま学ぶことができるため、理性と言葉の力を同時に鍛えられる。良書を読んで過去の人々から学ぶことは、私たちの血となり肉となる。

そうして書にまみれた生活を経て、デカルトは「世界という大きな書物」から学ぶべく、数年間ヨーロッパを旅した。旅に出ると、非常に多くの真理を見つけ出せる、とデカルトは主張する。現代の私たちが旅先で知見を得るためには、より意識的、自覚的にさまざまな人たちと積極的に交わり、経験を積む必要がある。旅行に限ったことではないが、メモなどを取って意識を鮮明にするよう心がけると、旅先でもよいアイデアが浮かぶかもしれない。

先人に学ぶ姿勢

イギリスの科学者ニュートンは、「私がかなたを見渡せたのだとしたなら、それはひとえに巨人の肩の上に乗っていたからです」と書いた。これは、先人の積み重ねた成果の上に、自分自身の新たな成果を築くという意味である。ニュートンがいたおかげで、のちの時代のアインシュタインの功績があるように、私たちは誰しも先人たちの力を活かすことができる。仕事や教養においても、先人たちの偉業を完全にコピーする勢いで学べば、自身の水準も格段に上げることができるだろう。学ぶとはそもそも、「知らないことを知る」ことである。自ら主体的に学ぶことで、新たな発見に出合える。それによって、思考がひらけ、自分がよいほうへ変わっていけるのだ。

デカルトのいう「新しい真理」を見出すことは、「新しい工夫やアイデア」を見出すことと言い換えることもできる。それを心がけている人は、仕事においても信頼を得ることができる。ラグビーの日本代表チームのスクラムは、コーチに就任した長谷川慎さんの研究の成果により、押しくずされないものになったのだという。コーチの「新しい真理を見出す習慣と能力」の影響で、選手たちもそれに学び、結果として2019年ワールドカップで大活躍できたのではなかろうか。

思考の整理法

四つの規則

デカルト思考法は、四つの規則にまとめられている。これをしっかり身につけ、実践できるようになると、情報に的確に向き合えるようにもなるし、仕事の改善、業務の改革にもつながる。

一つ目は、「明証性の規則」である。根拠や証拠を明示して証明できる事柄以外は、受け入れないことを指す。即断自体は悪ではないものの、思慮に欠ける軽率な判断は避けようということだ。SNS時代の今、すべての人が発言力を持つと同時に、発言に責任を持つことが求められるようになった。情報を取り入れる際は、一つ一つ、よいことはよい、悪いことは悪いと、個別に判断する姿勢が肝要だ。

第二の規則は、「分析の規則」と呼ばれる。難問を理解するには、小さく分解すると解決しやすい、ということである。あなたが大きな仕事のリーダーを任されたとしたら、その仕事をA、B、Cなどの小さなテーマにわけると、すべきことが見えやすくなる。そうして細分化した仕事を個々の担当に割り振っていくとよい。

第三は「総合の規則」と呼ばれる思考法である。物事に取り組むとき、単純で分かりやすいものから、複雑なものへと順番に取り掛かることを指すので、段取りとも言い換えられる。この規則は物事をスムーズに進められるだけでなく、仕事の指示においても有効だ。たとえば新人指導の際、挨拶のような単純で重要な習慣から始めると、できたことのステップをお互いに確かめやすい。

最後は、「枚挙の規則」である。最後にすべてを列挙して、見落としがないか再検討することを指す。なにも見落とさなかったと確信するためには、チェックボックスなどを使って一つずつ見ていくことが有効だ。テスト終了5分前の「見直し」のように、確認する習慣をつけたいものである。

三つの行動基準

次に、デカルト思考を手助けする三つの行動基準を見てみよう。

デカルトは第一の基準として、慣習に従うことを勧めている。一般的な行動様式である慣習に従っている限り、批判されることはほぼない。しかし、慣習は時代や地域によって変わる。変えるべき慣習があることは念頭に置いたうえで、慣習を尊重することも大切だ。そのうえで、自由な判断がそがれないように、極端ではない、穏健な意見や行動をとることをデカルトは勧めている。

第二の基準は、熟慮断行である。デカルトは、疑いうるものを排除することで確実さを求める一方で、一度こうすると決めたら一貫してそれに従う。そうは言っても私たちは、不安になって決めたことを後悔したり、変更したりすることがしばしばある。こうしたことを続けては、成果が出ない。一度決めたらやり通す覚悟を持つことが大事だ。

第三の基準としてデカルトは、変えられるのは自分の考え方だけであることを認識せよという。自分でコントロールできるものと、できないものを分けて考えるということだ。コントロールできないものを無理に何とかしようとしないことが肝心である。また、自分の判断がすべてであって、才能の有無で悩んだり迷ったりする必要はない、ということも述べている。

理性と感情のコントロール

情念

ここまでは『方法序説』を見てきたが、最後に『情念論』からのヒントを紹介しよう。

情念は、理性と対をなす「感情」と捉える。デカルトは情念そのものが悪いと言っているわけではない。怒りや恨みといった悪い感情を減らし、喜びや楽しみを増やす。そうしたストレスマネジメントは理性によって実現できることを、デカルトは教えてくれる。情念は、ネガティブな思考もポジティブな思考も両方増幅する。負の感情に流されがちで、精神や理性の力が弱い人であっても、読書や音読、文章を書くことによって、情念のコントロールは可能であると著者はいう。

またデカルトは、憎しみや悲しみは常に害があると断定していた。仕事にも競争はあるが、憎しみのある競争がいいものであるはずがない。著者自身も経験を積むに従い、「来る者は拒まず、去る者は追わず」というルールを設けることで、人への悪い感情を抑制できるようになったそうだ。また、自分の意思は自分が自由に決定すべきものであり、この自由意思はほかの人も同様に持っていることも重要である。そうして、誰に対しても、卑屈にも傲慢にもならないことが大切なのだ。

このように情念を巧みに操れるようになって、喜びを引き出せるようになりたい。

一読のすすめ

本書はデカルト哲学の解説でありながら、非常に明瞭でわかりやすい文体で書かれている。ビジネス現場を例としたたとえ話も多く書かれているので、イメージもわきやすい。著者が勧めるように、心に残る『方法序説』や『情念論』の文章は、声に出して読んでみるのもおもしろいだろう。

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